事業継続及び災害復旧
Dimensional Fund Advisors LP及びその関係会社(以下「我々」又は「Dimensional」と総称する。)は、災害その他の混乱が生じた場合に、自らの事業運営の継続を達成することを目指し、事業継続及び災害復旧ポリシー(以下「本ポリシー」という。)を採用している。この責務を果たすための取り組みとして、Dimensionalは事業継続・災害復旧計画(以下「BC/DRプログラム」という。)を設けている。
BC/DRプログラムは、様々な種類の事業の混乱(Dimensionalの中枢的な事業所へのアクセスを妨げ、Dimensionalが自らの技術を利用することに著しい制約を加え、又はDimensionalのクライアントとの意思疎通の能力を著しく妨げる事象として広く定義される。)に対応することを企図している。何らかの混乱が生じた場合には、我々の優先順位は従業員の安全が第一であり、次に、重要な手続及びシステムの復旧となっている。
BC / DRプログラムは、事業継続計画、災害復旧計画及び危機管理チーム計画(以下「本計画」と総称する。)によって支えられている。本計画には、場所及び部門が復旧責任を果たすために使用する、当該場所又は部門固有の復旧手順と連絡先情報が含まれる。
BC/DRプログラムは、様々な種類の事業の混乱(Dimensionalの中枢的な事業所へのアクセスを妨げ、Dimensionalが自らの技術を利用することに著しい制約を加え、又はDimensionalのクライアントとの意思疎通の能力を著しく妨げる事象として広く定義される。)に対応することを企図している。何らかの混乱が生じた場合には、我々の優先順位は従業員の安全が第一であり、次に、重要な手続及びシステムの復旧となっている。
BC / DRプログラムは、事業継続計画、災害復旧計画及び危機管理チーム計画(以下「本計画」と総称する。)によって支えられている。本計画には、場所及び部門が復旧責任を果たすために使用する、当該場所又は部門固有の復旧手順と連絡先情報が含まれる。
危機管理
事業に混乱が生じた場合に備えてDimensionalは、我々の復旧努力を主導する主要な役員及び部門長から構成される危機管理チーム(CMT)を設置している。CMTは、Dimensionalのグローバルオフィス又は地域ごとに運営されているローカル危機管理チーム(以下「ローカルCMT」という。)と連携して作業する。混乱が継続している間、CMT及びローカルCMTの責任には、復旧のための戦略を実践し連絡を円滑に行うようにするための本計画の実施が含まれる。CMT及びローカルCMTは、想定されている状況下での問題点を特定し可能な限り速やかな対応を行うことを目指して、定期的な活動を行っており、所定の上申手続に従っている。
何らかの事態が発生している間、CMT及びローカルCMTが復旧努力を主導するものの、Dimensionalのあらゆる部署は、各自の重要な手続を遂行すること及び各自のクライアント及び利害関係者との連絡を維持することについて責任を負っている。各部署の計画には、各自の責任を果たすために役立つよう、手続及び連絡先リストが記載されている。
何らかの事態が発生している間、CMT及びローカルCMTが復旧努力を主導するものの、Dimensionalのあらゆる部署は、各自の重要な手続を遂行すること及び各自のクライアント及び利害関係者との連絡を維持することについて責任を負っている。各部署の計画には、各自の責任を果たすために役立つよう、手続及び連絡先リストが記載されている。
復旧のための戦略
Dimensionalの事業所は、地理的に多様な場所に存在している。Dimensionalが取引及び運営を行う事業所においては、停電の際に重要な運営が継続できるようにするために冗長電源/発電機という対策が備えられている。我々の世界的な技術及びネットワーク・インフラを通じて、大規模な復旧を行う状況下では、重要なプロセスを別の場所に移すことにより、取引部門と運営部門が互いに助け合うことを、Dimensionalは目的としている。更に、各事業所の主要な従業員は、公共サービスの停止等により必要な場合には、仮想プライベート・ネットワーク(VPN)又は類似の仕組みを利用することにより在宅で作業を行い、ログインすることを想定している。
我々の中心的なデータセンターは安全が確保されており、別の場所にバックアップ用のデータセンターが所在する。Dimensionalの各事業所にバックアップ用のデータを保管した上で、全ての事業所は全世界的なネットワークでつながっている。中心的なデータセンターが使用不能となった場合には、重要なシステム及びデータはバックアップ用のデータセンターを用いて利用可能となるよう設計されている。フェイルオーバー機能・転送機能を備えた全社的な電話網により、全世界に電話連絡ができるようになっている。
我々は、地理的な多様性、技術面での冗長性及び柔軟な連絡網により、我々の事業所若しくはデータセンターのいずれかが使用不能となり又は公共サービスの停止が発生した場合でも、事業継続が可能となることを期待している。
我々の中心的なデータセンターは安全が確保されており、別の場所にバックアップ用のデータセンターが所在する。Dimensionalの各事業所にバックアップ用のデータを保管した上で、全ての事業所は全世界的なネットワークでつながっている。中心的なデータセンターが使用不能となった場合には、重要なシステム及びデータはバックアップ用のデータセンターを用いて利用可能となるよう設計されている。フェイルオーバー機能・転送機能を備えた全社的な電話網により、全世界に電話連絡ができるようになっている。
我々は、地理的な多様性、技術面での冗長性及び柔軟な連絡網により、我々の事業所若しくはデータセンターのいずれかが使用不能となり又は公共サービスの停止が発生した場合でも、事業継続が可能となることを期待している。
段階的な復旧
重大な技術的障害が発生した場合には、Dimensionalは、事業運営への重要性に応じて段階的にシステムの復旧を行うことを予定している。ミッション・クリティカル・プロセス(業務上枢要な手続)を支えるシステムの復旧がまず最初に行われ、残りのシステムについては相対的な優先順位に従って復旧作業が行われる。我々のデータ・バックアップ方針では、データ及びシステムについて毎日バックアップが行われ、オフサイトでの保存がなされ、かつ、規制上の要件に従った保管がなされることとなっている。
継続的な改善
Dimensionalでは毎年、本計画及び手続の検証及び更新を行うために訓練が実施されている。年次訓練には、連絡面、技術面及び重要な手続についての要素が含まれている。各部署毎に毎年ビジネス・インパクト分析を行って、各部署における重要なビジネス・プロセス、当該プロセスを左右するシステム及びシステム障害が生じた場合の回避策を特定している。この分析は、Dimensionalが災害時に重要なビジネス・プロセスを継続できるようにするために、自らの事業及び技術環境についての理解を深める上で役立っている。
本ポリシー及び本計画は、事業に混乱が生じた場合でもDimensionalがクライアントに対する責任を果たせるよう、経営幹部により毎年改訂及び見直しがなされている。
復旧計画及び本概要書は改訂される場合がある。本書は2021年6月1日付で改訂された。
本ポリシー及び本計画は、事業に混乱が生じた場合でもDimensionalがクライアントに対する責任を果たせるよう、経営幹部により毎年改訂及び見直しがなされている。
復旧計画及び本概要書は改訂される場合がある。本書は2021年6月1日付で改訂された。
Dimensional Japan Ltd.(ディメンショナル・ジャパン・リミテッド)
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2683号
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