詐欺行為防止に関するガイダンス
詐欺や不審な行為にご注意ください
ディメンショナル・ファンド・アドバイザーズの諸規程は、顧客、投資家候補、業者、従業員とのやり取りは、対面での接触、電話、会社の電子メールを含む公式な手段を通じてのみ行うためのものです。
当社は、プライベート・メッセージング・アプリ(WhatsApp、WeChat、GroupMe、Telegram、Signalを含みますが、これらに限定されません)を利用しません。また、これらの私的なメッセージ・アプリやその他の手段(テキスト・メッセージやソーシャル・メディア上のダイレクト・メッセージなど)を通じ、投資アドバイスを提供したり、機密性の高い個人情報を入手しようとしたり、支払いを要求したりすることは決してありません。
詐欺師は、チャット・プラットフォーム、ソーシャル・メディアやその他の場で、ディメンショナルの従業員になりすまそうとすることがありますのでご注意ください。そのため、以下のガイドラインが役立ちます。
詐欺の類型
悪質な組織又は個人は、ディメンショナルのブランドを偽装し、従業員になりすまし、又はディメンショナルに関連する情報を不正な目的のために悪用しようとする可能性があります。より広く言えば、詐欺師は、オンラインとオフラインの両方でテクノロジーを使って人々を操ろうとすることで知られています。この種の詐欺は「ソーシャル・エンジニアリング」と呼ばれ、以下のようなものがあります。
電子メール詐欺:詐欺師は、信頼できる送信元から合法的な依頼が来ているように見せかけた電子メールを送信し、被害者を騙して金銭を送金させたり、個人情報を開示させたり、又は悪意のあるウェブサイトを開かせる若しくはファイルへのアクセスを制限するマルウェアをデバイスにインストールさせるためのリンクをクリックさせようとします。
暗号資産投資詐欺:詐欺師は、多くの場合オンラインで、偽の身分を使用して被害者と関係を構築し、偽の暗号資産取引プラットフォームや偽の暗号ウォレットを介して窃取を試みようとします。
個人情報の窃盗: 犯罪者は、被害者の個人情報や金融情報(社会保障番号など)を盗み、銀行口座、クレジットカード、投資口座にアクセスしようとします。
電話勧誘: 詐欺師は、多くの場合、懸賞に当選したとか、法的トラブルに巻き込まれているといった約束や脅迫をしたり、その他の方法により個人の財務情報を聞き出したりすることにより、電話で被害者の金銭を盗もうとします(時にはAIを駆使した音声のなりすましを行うこともあります)。
チャリティー詐欺: 詐欺師は、地震やハリケーンなど注目度の高い災害の後に、支援を提供する慈善団体を代表していると主張することによって、個人的な利益のために電話勧誘、ソーシャル・メディア、又はクラウド・ファンディング・プラットフォームを利用しようとします。
なりすまし詐欺: 詐欺師は、ディメンショナルの社員を騙って、ディメンショナルの会社ロゴを使用したり、ディメンショナルの正規のwebサイトに似せたアドレスのwebサイトを作成して、投資家を騙し、詐欺師の口座に資金や資産を振り込ませようとすることがあります。ディメンショナル公式webサイトのドメインは常に、スペルミスのないdimensional.com です。
偽の契約書:詐欺師は、ソーシャル・メディア・プラットフォームやプライベート・メッセージング・アプリを通じて、ディメンショナルとの契約にみせかけた詐欺文書を送ることがあります。偽の契約書は、無警戒な被害者から金銭を盗むスキームの1つであり、投資関連の損失をカバーする偽の約束を含むこともあります。こういった文書は、合法的なものではなく、損失の補填を含む何らの責任も負いません。ディメンショナルは、ソーシャル・メディア・プラットフォームやプライベート・メッセージング・アプリを使用して契約書を送信したり、資金や投資について尋ねたりすることは決してありません。
詐欺の兆候
企業、友人、家族などを装った、合法的と思われる送信元からの、個人情報や金銭を不自然に要求する電子メール、テキストメッセージ、電話。
銀行口座や投資口座からの、原因不明の引き出し。
クレジット・レポートにおける覚えのない口座の記載やクレジットカードへの覚えのない請求。
緊急事態又は非常事態であると錯覚させるような、見知らぬ人からの連絡。
自分の身を守るには
見知らぬ相手からの電子メールの添付ファイルを開いたり、ソフトウェア、ファイル、データなどをダウンロードしたりしないでください。
取引先の機関を名乗る人物から不審な電話を受けた場合は、一旦電話を切り、直接その機関(既知の番号又は信頼できる番号)に電話してください。
オンラインで人々や組織とやり取りする前に、その電子メールアドレスとウェブURLを注意深く確認してください。正規のアドレスを模倣しようとする詐欺師は、つづりをわずかに変えて使用していることがあります。
機器やアカウントを強力なパスワードで保護し、頻繁に更新してください。
オンラインアカウントに二要素認証又は多要素認証を設定してください。
ウェブサイトやソーシャルメディアで個人情報を共有する際は、特に慎重になってください。
知らない発信者からの電話やテキストメッセージをブロックしてください。
詐欺から個人情報を守るのに役立つサービスについて、信用調査会社に問い合わせることをご検討ください。
詐欺又はその疑いの報告方法
ディメンショナルの従業員を名乗る人物による詐欺の疑いがある場合は、最寄りの警察当局に報告してください。詐欺の疑いがソーシャルメディア上で発生している場合は、そのプラットフォームにも報告してください。
オンライン又はインターネットを利用した詐欺の被害に遭ったと思われる場合は、警察への連絡をご検討ください。以下のリストには、Dimensionalの拠点がある法執行機関の連絡先が記載されています。
United States | Internet Crime Complaint Center (IC3) US Securities and Exchange Commission |
United Kingdom | |
Ireland | |
Netherlands | |
Germany | |
Australia | |
Canada | |
Singapore | |
Hong Kong | Hong Kong Police Force e-Report Centre Anti-Scam Helpline (ph +852 18222) |
日本 |
|
Cayman Islands | Financial Crime Investigation Unit |
Dimensional Japan Ltd.(ディメンショナル・ジャパン・リミテッド)
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2683号
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